外壁塗装をする上で大切なプライマーとは?

2023/09/10

外壁塗装をご検討の際に、必ず耳にするプライマー。
しかし、プライマーにどのような効果があり、どのプライマーを使うべきか分からないものです。
今回は、プライマーの役割と種類についてご紹介します。
外壁塗装をお考えの方は必見です。

□外壁塗装で大切なプライマーとは

プライマーとは、外壁塗装の工程の下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りの1番目に行う下塗りのことを指します。
プライマーをすることで、経年劣化してしまった古い外壁と新たに塗装する塗料が密着しやすくなります。
また、傷んでしまった外壁を均一にすることもプライマーの役割の1つです。
塗料との密着度を高めてくれるプライマーは、適切なものを選ぶことが重要になります。

□プライマーの種類とは

プライマーには様々な機能があり、使う材質や場面によって使うべきプライマーが変化します。

*浸透性プライマー

浸透性プライマーは、主にコンクリートやモルタルなどの無機質系素材の表面を強化するために使用されているプライマーです。
このプライマーは、外壁内部まで浸透することで、その後に塗る塗料が外壁に浸透しなくなり、さらにプライマーが内部から外壁を強くするという効果があります。
そのため、経年劣化で強度の落ちたコンクリートやモルタルなどの耐久性を修復する目的で使用されます。

*防錆プライマー

防錆プライマーは、サビやすい鉄部の塗装で使用されるプライマーです。
一般的には、塗装前にサビを落とすためのケレン作業を行うことでサビの進行を止める必要があります。
また、サビを除去するには、外壁の表面を大きく削るケレン作業を行うため外壁の耐久性が損なわれる危険があるため、注意が必要です。
そこで防錆プライマーを使用すると、サビ止め塗料としてでなく、すでに発生しているサビを保護層に変化させ、サビを防いだり、除去するケレン作業が不要になります。

*導電性プライマー

導電性プライマーとは、電気が伝わりやすくするためのプライマーです。
機密機器やフロア材に導電性プライマーを下塗りすることで、電気が伝わりやすくなり、静電気が溜まりにくくなります。
そのため、薬品や精密機械を扱う建物では、静電気が火災や機械の故障を引き起こす危険性が低くなります。
また、静電気が溜まりにくいためほこりが溜まりにくく、安全対策にももってこいです。

□まとめ

今回は、プライマーの役割と種類についてご紹介しました。
プライマーを使用することで外壁との密着性を高めてくれ、浸透性プライマーといった様々な種類のプライマーを使い分けることで、必要な効果や場面で適切なプライマーを選べます。

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