屋根塗装の耐久性(耐用年数)はどれくらい?塗替えの目安を解説!

2023/07/18

屋根塗装を検討されている方の中には、塗装の寿命について気になっている方もいらっしゃるでしょう。
せっかく塗装を行うのであれば、耐久性の高い屋根塗装を行いたいところ。

そこで今回は、屋根塗装の耐久性について、塗料ごとの耐用年数をお伝えします。
屋根塗装がどれくらい持つのか気になっている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

□屋根塗装の耐久性はどれくらい?

屋根塗装の耐久性がどれくらいかについては、外壁塗装と同じく耐用年数は10年〜15年といわれています。

しかし、屋根は外壁よりも環境の影響を受けやすいため、劣化の進行が早いことに気を付けなければいけません。
実際、耐用年数の10年〜15年を迎える前に、塗装が劣化してしまうことも多いです。
そのため、前回の塗装から何年経過したのかを把握しておき、定期的に屋根の状態を確認しておくことが大切です。

また、屋根塗装の耐久性は、塗装に使った塗料の種類によっても変わります。
そこでここからは、代表的な塗料の耐用年数について詳しくお伝えしていきます。

*アクリル塗料

アクリル塗料の耐用年数は、5年〜7年ほどです。
耐用年数がそれほど長くない分、費用は比較的安価ですが、汚れが付きやすいデメリットもあり、現在はあまり使われなくなっています。

*シリコン塗料

シリコン塗料の耐用年数は、10年〜13年ほどです。
シリコン塗料はコストパフォーマンスが非常に高く、現在最もよく使われています。
耐水性や耐候性も高く、汚れもつきにくいため、非常に安定した塗料といえます。

*フッ素塗料

フッ素塗料の耐用年数は、15年〜20年ほどです。
フッ素塗料は紫外線に強く、防藻性や防カビ性も備えているため、塗料の中では耐用年数が非常に長い部類に属しています。
その分価格は比較的高いですが、一度施工をしてしまえば、メンテナンス費用をカットできる見込みがあるのもメリットです。

□屋根塗装の塗替えを行うべきタイミング

屋根塗装の耐久性は使用した塗料によって異なりますが、各塗料の耐用年数を過ぎてしまうと、どのような症状が現れるのでしょうか。
ここからは、屋根塗装を行うべきサインとなる、塗装の劣化症状についてお伝えします。
もし以下のような症状が見られた場合には、塗替えを行うべきタイミングになるので、早めの屋根塗装を検討しましょう。

・色あせ
塗装が紫外線を浴び続けると、次第に色あせが目立ち始めます。
色あせは屋根塗装の劣化が始まったサインになるので、色あせを発見した後は、定期的に屋根の様子を観察しましょう。

・苔や藻の繁殖
築7年〜10年が経つと、苔や藻が発生してきます。
苔や藻が繁殖してしまうと、屋根材を劣化させてしまうので、早めにメンテナンスをしましょう。

・ひび割れ、欠け
雨による水分を屋根材が含んで、膨張と収縮を繰り返すと、ひび割れが発生します。
ひび割れを放置していると、屋根の欠けにもつながってしまうため、早めに塗装をして食い止めるようにしましょう。

・チョーキング
チョーキングとは、屋根の表面に白い粉のようなものが付いている状態です。
チョーキングが見られる場合には、屋根塗装が寿命を迎えていることを意味するため、早めに塗装を依頼しましょう。

□まとめ

屋根塗装の耐久性は、使用する塗料によって異なりますが、外壁塗装に比べると耐用年数は短くなる傾向があります。
そのため、各塗料の耐用年数も参考にしながら、定期的に屋根の状態をチェックして、問題がないかを確認しておきましょう。
そして、メンテナンスの必要があれば、当社のような住宅施工のプロに屋根塗装をお任せください。

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